「ネコのみち」（うちむらたかし/クレヨンハウス）感想レビュー　散歩するネコはどこを歩いてどこへいくのかな？

「ネコのみち」（うちむらたかし/クレヨンハウス）を読みました。


いつも一緒にあそんでいる、仲良しのイヌ3匹。今日何して遊ぶ？

「あっ　ネコ」

ついて行ってみよう。

ネコが生垣に潜り込むのを見てついて行くことに。よその庭、塀の上、屋根から屋根。ネコだけが知っている「ネコのみち」。ネコになった気分で、イヌになった気分で、こっそり秘密の道を楽しむ絵本です。

最近、家猫が多いので外で歩いている猫をあまり見かけませんが…。自由気ままな猫。外を歩けばどこで何をしているのか気になりますね。草の実をつけて帰ってきたり、お土産を持って帰ってきたりするのを見ると、想像が膨らんできます。猫になった気分で、どこにいこうか？普段歩かない塀の上を走っていこう、なんて考えるのも楽しいかもしれません。

うちむらたかしさんの絵本

クレヨンハウス40周年記念「クレヨンハウス絵本大賞」(2016年)で優秀作品賞を受賞した作品を全面改訂し出版した「うみまだかな」。
「うみまだかな」がうちむらたかしさんの一作目の絵本です。二作目が「ネコのみち」になります。

猫と人の日

11月28日は「猫と人の日」。「いい（11）にゃ（28）」と読む語呂合わせから。11月10日の「人と犬・愛犬笑顔の日」の猫部門として制定されたもの。