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「マララのまほうのえんぴつ」(マララ ユスフザイ/ポプラ社)感想レビュー 史上最年少ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさん初の自伝絵本

2020年11月27日金曜日

絵本 今日は何の日

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「マララのまほうのえんぴつ」(マララ ユスフザイ (著), キャラスクエット (イラスト), 木坂 涼 (翻訳)/ポプラ社)。
マララのまほうのえんぴつ

史上最年少ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさん初の自伝絵本です。マララさんの絵本は複数読みましたが、この絵本が一番わかりやすかったのでおすすめです。

著者のマララ・ユスフザイさんって誰?

マララ・ユスフザイさんをご存知ですか?

マララさんはパキスタン北部の山岳地帯スワート渓谷に生まれた普通の女の子です。しかし、女性の教育の問題に関心をもち活動を行い、とうとう2014年に史上最年少のノーベル賞(平和賞)を受賞するまでに至りました。

この絵本は自分の思いを言葉にし、おそれずに声を発することの大切さを伝えます。

<ポプラ社の説明より>
教育・人権活動家。国連ピースメッセンジャー。 パキスタン北部の山岳地帯スワート渓谷に生まれる。11歳のとき、イギリスBBC放送のウルドゥー語ブログに、グル・マカイ(矢車菊)というペンネームを用いて、タリバン政権下での生活をつづった日記を投稿した。女の子の学ぶ権利を訴えるこのブログが人々の共感を呼び、注目を集める。 2012年10月、スクールバスでの下校途中にタリバンから銃撃を受けたが、奇跡的に一命をとりとめ、その後も教育のための活動を続ける。その勇気と主張が評価され、第一回パキスタン国民平和賞、国際子ども平和賞、アムネスティ・インターナショナル「良心の大使賞」を受賞。そして2014年には、17歳にして史上最年少となるノーベル平和賞を受賞した。 NPO組織「マララ基金」では、だれでも等しく教育を受けられるよう、さまざまな教育団体をサポートしている。

『マララのまほうのえんぴつ』刊行特設サイトより。


こちらは絵本ではありませんが、「マララ:教育のために立ち上がり、世界を変えた少女」は第61回コンクール(2015年度)の高等学校の読書感想文、課題図書に選ばれています。
ノーベル平和賞を受賞したのは2014年。その翌年の2015年度に読書感想文の課題図書として選ばれています。2014年以降、絵本を含め多数のマララさんの本が出版されています。

幼児のうちから時事に沿った絵本を読むのもよいですし、小学生になってからは、読書感想文コンクールの「課題図書」に選ばれていなくても、「自由読書部門」の本を探す際に、その年の近くで起こった出来事から本を選ぶのもよいかと思います。関連図書も多数出ているので書くことのネタがたくさん見つかります。

11月27日はノーベル賞制定記念日

ノーベルの死後、ノーベル財団が設立され、1901年(明治34年)のこの日、ノーベル賞の第1回受賞式が行われました。

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