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原画展のススメ

「とくべつなひ」(山本りくお/文溪堂)感想レビュー 病気のこぐまと母くまの一緒に過ごす特別な一日を描く絵本

2020年11月20日金曜日

絵本

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「とくべつなひ」(山本りくお/文溪堂)読みました。

風邪をひいて寝込んだこぐま。こぐまは布団に入りながら、いつも忙しそうにしている母くまを眺めます。そして忙しい時でも優しくしてくれる母くま。お母さんの慈しみとこぐまのおかあさん大好きという気持ちが感じられる絵本です。

病気は苦しいし、お母さんは忙しそうで迷惑をかけちゃうし、そんな風邪の日は早く終わって欲しい。けれど、ゆっくりお母さんとすごせるこの時間をもっと味わいたい。終わって欲しいけれど終わって欲しくない特別な日のお話。

とくべつなひ
著者 : 山本りくお
出版社 : 文溪堂 (2019/9/9)

「あら…ねつがあるみたい」
しろくまの子どもが熱をだしてしまいます。
おかあさんは兄弟こぐまをこども園におくりにいっちゃってぼくは一人。
すごく静かで寂しいなぁ。
やっと帰ってきたおかあさんはお掃除にお洗濯、おかたづけで大忙し。
でも忙しい合間をぬっておかあさんはぼくに優しくしてくれる。
ぼくが病気になったらおかあさんは側にいてくれる。
おかあさんが病気になったらぼくはどうすればいいんだろう。
いろんなことを考えながら、
おかあさんといっしょに絵本を読んだり歌を歌ったり。
今日は特別な日。
ずっと一緒にいたいなぁ。

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