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「まんぷくよこちょう」(なかざわくみこ/文渓堂)感想レビュー どこかの町にありそうな横丁のふくのいち さがしもの絵本としてもおすすめの一冊

2020年12月15日火曜日

絵本

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「まんぷくよこちょう」(なかざわくみこ/文渓堂)読みました。

まんぷくよこちょう

今日はまんぷくよこちょう「ふくのいち」の日。お惣菜、おでん、たぬき焼き、駄菓子。美味しいものがいっぱいの商店街。お店の人とおしゃべりしたり、福引だってひけちゃう。


そんな「ふくのいち」に、たあちゃんはおじいちゃんと一緒にお買い物。

たぬき焼きって何だろう? 食べた事ありますか? 細かく書かれた絵の中からたぬき焼きを探してみてください。探しているうちに、どんどん目移りして、面白いもの美味しいそうなものがいっぱい見つかります。さがしもの絵本としても使うことの出来る楽しい絵本です。

お魚屋さんも骨とう品店も、駄菓子屋さんも。見たことあるものも無いものも選り取り見取り。たあちゃんと一緒にわくわくお買い物できること間違いなしの一冊です。

そして一番の見所は…。たあちゃんがこっそりのぞいた秘密のふくのいち。見開きページいっぱいに広がるタヌキの横丁。私はこのページが大好きです。

絵本の舞台は昭和の町に見えますが、実は平成に東京都武蔵野市の吉祥寺ハーモニカ横丁と東京都葛飾区の仲見世商店街を取材して描いたものだそうです。「まんぷくよこちょう」は実在しそうな架空の横丁。こんな横丁が近くにあればいいのになと思います。

おすすめ絵本(なかざわくみこ)

石津 ちひろさんが文を書き、なかざわ くみこさんがイラストを描いています。左ページになぞなぞがあり、右ページのイラストから答えを探す、さがしもの絵本。なかざわくみこさんの細かく書き込まれた絵が素敵です。

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