えほん大賞受賞の絵本を読もう
おすすめ絵本
TVで紹介された絵本を読もう
原画展のススメ

食育におすすめ絵本「ぬかどこすけ!」(かとうまふみ/あかね書房)感想レビュー 漬物、ぬか床、発酵食品を知ろう(2020年 第1回 親子で読んでほしい絵本大賞)

2020年11月20日金曜日

えほん大賞 絵本

t f B! P L
「ぬかどこすけ!」(かとうまふみ/あかね書房)読みました。2020年 第1回 親子で読んでほしい絵本大賞の第8位に選ばれた絵本です。

ぬか床を入れられた“ふた付きかめ”が主人公です。くちゃくちゃしていて臭うぬか床に不満げな“ふた付きかめ”。でもそのぬか床は気風の良い“ぬかどこねえさん”でした。

昔ながらの漬物をつけているおうちも減ってきているでしょうし、ぬか床が登場する絵本はなかなか珍しいですね。
ぬか床はかき回さないといけない事、ぬかづけってどういうものなのか、発酵食品の事などもわかる絵本になっています。

ぬかどこすけ!
かとう まふみ (著)
出版社 : あかね書房 (2018/11/20)

おいらは せとものやの うれのこりの かめ。
でも、きょうは きせきが おきた
おばあちゃんが買ってくれたんだ。
初めての仕事に張り切るかめ。
それなのに、入れられたのは…。
くちゃくちゃしたぬか床と野菜クズ。
おいらががっかりしていると、
かめの中のぬかどこが話しかけてきたのです。
その名も“ぬかどこねえさん”
喧嘩ごしのかめを “ぬかどこすけ”と呼びいなします。
野菜たちを包み込み、何があっても
「そのままでいいのよ」と笑ってくれる“ぬかどこねえさん”
変わっていく“ぬかどこすけ”。
でも、そんな“ぬかどこねえさん”がピンチに…!

2020年 第1回 親子で読んでほしい絵本大賞

「親子で読んでほしい絵本大賞」はJPIC読書アドバイザークラブ(略称 JRAC ジャラック)が選ぶ「親子でもっと絵本を楽しんでほしい!」「いい絵本を親子に届けたい!」絵本です。

「この本読んで!」で紹介された過去1年間の新刊絵本400冊の中から投票で選考されています。


2020年 第1回目の受賞作品は以下の通り。

■1位: 字のないはがき
■2位: なまえのないねこ
■3位: このほん よんでくれ
■4位: かんけり
■4位(同点): じゃない!
■6位: おおかみのおなかのなかで (児童書)
■7位: 水の絵本 (講談社の創作絵本)
■8位(同点): タタタタ (チューリップえほんシリーズ)
■8位(同点): ぬかどこすけ!
■10位: おしいれじいさん (こどものとも絵本)
■11位: ねこです。 (講談社の創作絵本)
■12位: お話の種をまいて プエルトリコ出身の司書プーラ・ベルプレ

原画展




ブログ アーカイブ

このブログを検索

QooQ